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新築の戸建てにテレビアンテナを設置するときのお役立ち情報を紹介!

家を新築したらすぐに引越して生活を始めたいと思われるでしょう。戸建て住宅でテレビを視聴するには、アンテナを設置する必要があります。一方マンションでは共同でテレビアンテナが設置されていることがほとんですから、すぐに見ることができます。ひと昔前ならば、テレビを見るには大きなアナログアンテナを屋根に立てる方法くらいしか選択肢がありませんでしたが、デジタル化されネット環境も整備された現代では、テレビアンテナの種類や設置方法、テレビの視聴方法もさまざまにあります。ここでは、アンテナの種類や設置業者などについてご紹介していきます。

テレビアンテナを新築に設置する際の注意点

テレビアンテナは、屋根上や軒先など高い所に設置するのが一般的です。設置するときは専門の業者に依頼する他に、自分で取り付けることも可能です。
とはいえ、自分で設置するには危険やトラブルが伴うため注意が必要です。
例えば、高所での作業になりますから、作業時に屋根から転落したら大ごとです。
また、アンテナは雨、雪、台風などの悪条件でも耐えるよう設置しなければいけません。
きちんと設置しないと、落下して人に当たるなどの被害も考えられます。

そして、いざテレビをつけたら映らないといったトラブルもあり得ます。
専門業者であれば適切な位置に取り付けてくれますし、エリアの電波状況によって電波を増幅するブースター設置など追加工事も依頼できます。費用は掛かりますが、確実にテレビを視聴でき、アンテナが取れないかなどの心配も不要です。 アンテナ工事は、電器店、家電量販店、ハウスメーカーなどさまざまな事業者が行っています。アンテナ取り付けの経験が多い複数の業者から相見積もりをとって、料金と実績を比較して選ぶようにしましょう。

業者ごとのメリット・デメリット

アンテナ工事は地元の小さな工務店を含めたハウスメーカー、家電量販店やホームセンター、電器店、などさまざまな業者が行っていますが、それぞれメリットやデメリットがあります。
ハウスメーカーに依頼する場合は、施工する際に一緒に作業してもらえるのがメリットです。逆にデメリットは、中間マージンが取られて新築費用が割高になる可能性があることでしょう。
家電量販店やホームセンターに依頼する場合には、そこで購入して取り付け依頼もできるのでスムーズです。ただしここでも仲介手数料など掛かる可能性があり、エアコンが売れるシーズンなど繁忙期と重なると待たされることもあります。
普段からお世話になっているような街の電器屋さんに依頼する場合には、気心の知れた間柄で気軽に依頼できるのが良い点です。
アンテナ取り付けの専門業者に依頼した場合には、専門知識を持っていることが一番の安心材料です。さらに仲介手数料が掛からないのも利点です。自分に一番マッチした業者を選ぶことが大切です。
見積書も事細かく記載してあるような業者が安心できます。ネットのレビューなども参考にするとよいでしょう。

アンテナの一般的な設置料金

設置料金がどれくらい掛かるのか気になるところです。アンテナ設置の工事費用は業者により異なってきますが、大体の相場で1万5000円から4万円ほどです。高くても6万円ほど。
費用を少しでも安くしたい場合には、昔からなじみの業者に依頼するのもよいでしょう。街の電器店は地域密着型の店が多いものです。以前から工事を依頼している、これからお世話になっていくという業者であれば、設置費用を安くしてくれる可能性があります。その地域のアンテナ設置専門業者であれば、エリアの電波状況に詳しく安心です。

気をつけたいのは、内部型や壁に設置するようなアンテナであれば比較的簡単に設置できますが、屋根に上るタイプであれば追加料金も考えられること。
また、電波が弱い地域であればブースターの設置など、状況に合わせて追加工事が必要になってきます。

料金が高くならないか気になりますが、安かろう悪かろうはよくありません。少々割高の料金であったとしても、専門の設置業者に依頼すればトラブルもなく満足いくことでしょう。

戸建てに設置できるアンテナ

マンションなど共同住宅では共同アンテナが設置されているため、アンテナ取り付けで悩むことはほぼありませんが、新築の戸建住宅の場合だと、どのような種類のアンテナを取り付けるか選択に迫られます。
現在、戸建て用のテレビアンテナは主に2種類存在しています。
一つ目は、地上デジタル放送用のアンテナです。このアンテナを設置すれば、地上デジタル放送が視聴可能になります。この地デジアンテナの代表的なものとして、戸建住宅の屋根の上に設置されている「魚の骨のような形」をしたアンテナがあります。このアンテナは「八木式アンテナ」といいます。アナログ時代から戸建の屋根に見られたのも、この八木式アンテナです。
他にも平面アンテナと呼ばれるものもあります。これは屋根ではなく壁面に設置するので、比較的楽に取り付けできます。他にも屋内用のアンテナもあります。
そしてもう一つは、衛星放送用のアンテナです。衛星放送にはBS放送・CS放送があり、さまざまな専門チャンネルを楽しめるのが特徴です。地デジとは違いアンテナを南西方向に向かって設置する必要があります。宇宙から電波を受信するため、設置場所がやや限定されてきます。

地上デジアンテナのメリット・デメリット

地上デジタルアンテナには昔ながらのデザインからスタイリッシュなものまであるので、メリット・デメリットを知って選んでみましょう。

●八木式アンテナは昔から使われている形状のアンテナ

メリットは、電波の受信感度が良く、電波が微弱な地域でも安定していることです。屋根上以外にも、電波が受信できる場所であれば軒下や屋根裏にも設置可能です。デメリットとしては、昔からある形状ですから家の外観デザインを損ねてしまうかもしれません。

●外壁などに付ける平面アンテナ(デザインアンテナとも呼ばれています)

アンテナといってイメージするような仰々しいデザインではなく、すっきりとしたデザインで見た目にも邪魔にならないでしょう。各メーカーから外壁に合わせやすいカラーのアンテナが発売されています。デメリットは、主に外壁に設置することになるため壁に穴を開けなければいけないことですが、こちらも受信環境さえ良ければベランダや屋根裏などに設置することができます。とはいえ八木式アンテナよりも受信感度が低いため、電波が弱いエリアには適していません。また価格も八木式より高い傾向があります。

そして、室内に設置できる屋内アンテナもあります。受信性能は先の二つのアンテナに比べると低めですが、自分で設置できる手軽さがあり費用も低めです。

国内のテレビアンテナメーカー

国内のテレビアンテナのメーカーはいろいろとありますが、有名なところですと、マスプロ電工、日本アンテナ、DXアンテナがあります。
トップシェアのマスプロ電工は、愛知県日進市に本社がある会社です。特に大規模マンションのアンテナ設置事業、ケーブルテレビ事業が強いですが、個人用アンテナやその周辺機器のラインナップもさまざまあります。壁面につけるアンテナ「スカイウォーリー」や屋根につける「ユニコーン」など、優れたデザインのアンテナも開発しています。
テレビアンテナシェア業界2位がDXアンテナです。本社は兵庫県神戸市にあり、2017年にエレコムの子会社になりました。家庭用アンテナが充実しており、耐久性を高めたアンテナやデザインアンテナなど種類は豊富です。アンテナ周辺機器の他、ケーブルテレビ、セキュリティシステム関連機器なども製造しています。
日本アンテナは業界3位の会社で、テレビアンテナやその周辺機器、無線通信用アンテナや自動車用アンテナも手掛けるなど幅広く製造しています。東京荒川区に本社があり、海外進出も盛んです。雪対策にヒーターを備えた融雪アンテナなど特徴的なアンテナがあります。

人気のアンテナをご紹介

屋外型のアンテナでまずご紹介するのは、

マスプロ電工の「家庭用・超高性能UHFアンテナ・30素子」です。八木式で大きめですが、取り付けは比較的楽にできるというメリットがあります。口コミサイトでは、「従来のアンテナではノイズが発生することもあったが、こちらに交換をしたらノイズが改善した」という声もありました。
次に紹介するのは、日本アンテナの「20素子UHFアンテナ」です。こちらも八木式で、耐久性を高めるためにアルミ製のアームを使用しています。メリットとして取り付け工事初心者にも設置しやすく、根強い人気があります。
DXアンテナのデジキャッチシリーズの地デジアンテナ「UAH261」は平面タイプで、人気のある商品です。茶系、白、黒と外壁に合わせやすいカラーが展開されています。こちらは中・弱電界用のため、場所によってはクリアな映像が映らない場合もあります。
そして、室内用で人気なのはマスプロ電工の「地デジアンテナ・スカイウォーリーミニ」です。小型で、室内で使用する場合にはスタンドに立てて、屋外で使う場合にはベランダや壁に取り付けできる、というメリットがあります。

他にもさまざまなアンテナが発売されているので、費用や性能を比較し選んでみましょう。

アンテナ設置後の注意点

新築の家にアンテナを設置したら、その後設置状態を確認することはほとんどないでしょう。屋根上のアンテナは強力なワイヤーで固定されていますから、少しの雨風で倒れることはありません。しかし、テレビの映りが急に悪くなったら、テレビの故障の可能性もありますが、アンテナが原因になっていることも多々あるので設置状態をチェックしましょう。特に日本は台風が頻繁に通過する地域ですから、台風後に倒れていることがよくあります。衛星アンテナだと向ける方向が大切なので、南西を向いているかも確認しましょう。簡単に自分で直せる場合もありますが、アンテナやその周辺機器が壊れていることもありますし、高所の作業ですと危険です。無理はせず専門の業者に依頼しましょう。
取り付けした業者に修理をお願いするのもよいですが量販店から依頼されて派遣された業者ですと、連絡先を紛失していることもあります。メンテナンスを専門にしている業者をあらかじめ選んでおくと、いざという時にも安心です。修理やメンテナンス経験が豊富な業者であれば、さまざまなケースに対応してくれ信頼できます。なかなか点検しない箇所ですが経年劣化している場合もあります。住宅の定期的な修繕のタイミングでアンテナも確認しておくとよいでしょう。

まとめ

戸建て住宅を新築するなら、テレビアンテナの設置が必要です。アンテナには昔ながらの形のもの、シンプルでスタイリッシュなものや室内に設置できるものがあり、好みや電波状態によって選ぶことができます。国内メーカーから機能的なアンテナが豊富なラインナップで発売されています。自分でアンテナの設置を行うと危険も伴いますし、きちんと映るかどうか分かりません。やはり、専門業者に依頼した方が手っ取り早くきれいな映像を見ることができます。また修理の際も業者にお願いするとよいでしょう。永久的に使える機器ではないので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。

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