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自分で直すのは危険!?アンテナ修理をプロに任せるべき5つの理由と費用相場を徹底解説

目次

ある日突然テレビが映らなくなると、本当に困りますよね。
原因がアンテナの故障かもしれないと考えたとき、多くの方が「修理費用はなるべく抑えたい」「自分で直せないだろうか」と思うのではないでしょうか。

しかし、ご自身でのアンテナ修理には、予期せぬ危険やトラブルが潜んでいる可能性があります。
この記事では、アンテナ修理をプロの専門業者に任せるべき理由や、具体的な費用相場、信頼できる業者の選び方まで、分かりやすく解説していきます。

まずは自分で確認!業者を呼ぶ前に試したい簡単チェックリスト

専門業者に連絡する前に、ご自身で簡単に確認できるポイントがいくつかあります。
もしかすると、簡単な操作でテレビ映りが改善するかもしれません。
以下のチェックリストを試してみてください。

チェック項目 確認するポイント
電源・ケーブル テレビやレコーダーの電源プラグはコンセントにしっかり刺さっていますか?
テレビと壁のアンテナ端子を繋ぐケーブルは抜けていませんか?
B-CASカード B-CASカードは正しい向きで奥まで挿入されていますか?
ICチップ部分が汚れていませんか?(汚れている場合は乾いた布で拭く)
ブースター電源部 電波を増幅するブースターの電源ランプは点灯していますか?
テレビの設定 チャンネルの再スキャン(再設定)を試しましたか?
エラーコード テレビ画面に「E201」「E202」などのエラーコードは表示されていますか?

1. テレビや周辺機器の電源・ケーブル接続を確認する

意外と多いのが、電源プラグやアンテナケーブルの抜け・緩みといった初歩的な原因です。
掃除の際に動かした、ペットがじゃれてしまったなどの理由で接続が緩むことがあります。
テレビの裏側、レコーダー、分配器など、全ての接続箇所を一度確認してみましょう。

2. B-CASカードを挿し直してみる

「B-CASカードを正しく挿入してください」といったエラーメッセージが表示される場合は、接触不良が原因かもしれません。
一度カードを抜き、ICチップの汚れを乾いた柔らかい布で拭き取ってから、正しい向きでしっかりと挿し直してみてください。
この作業で改善するケースは少なくありません。

3. ブースターの電源部を確認する

電波が弱い地域や、複数のテレビで電波を分けているご家庭では、電波を増幅する「ブースター」が設置されています。
このブースターは電源が必要で、電源部のランプが消えていると機能しません。
電源部はテレビの近くや屋根裏などに設置されていることが多いので、ランプが点灯しているか確認しましょう。

4. チャンネルの再スキャン(再設定)を試す

引越しや周辺の電波環境の変化があった際に、チャンネル設定がずれてしまうことがあります。
テレビのリモコンを操作し、設定メニューからチャンネルの再スキャン(地域設定)を試してみてください。
操作方法はメーカーによって異なるため、取扱説明書などで確認すると確実です。

5. テレビ画面のエラーコードを確認する(E201, E202など)

テレビ画面に表示されるエラーコードは、不具合の原因を知るための重要な手がかりです。
特に「E201」や「E202」は、アンテナが受信する電波レベルの低下や受信不能を示しています。
これらのコードが表示された場合は、アンテナ本体や向きに問題がある可能性が高く、専門家による点検が必要になります。

【本題】アンテナ修理をプロに任せるべき5つの決定的な理由

ご自身でのチェックで改善しない場合、アンテナ本体の修理や調整が必要になる可能性が高いです。
ここからは、なぜアンテナ修理をDIYではなくプロに任せるべきなのか、その決定的な理由を解説します。
単に「危険だから」というだけでなく、費用や将来の安心といった面でも、プロに依頼するメリットは非常に大きいのです。

理由1:命に関わる高所作業の危険性|転落・感電事故のリスクから身を守る

最大の理由は、言うまでもなく作業の危険性です。
アンテナは屋根の上や外壁など、高所に設置されていることがほとんどです。
プロは安全帯やヘルメットを着用し、労働安全衛生法に基づいた安全管理のもとで作業を行いますが、専門知識や装備のない方が高所で作業するのは極めて危険です。[1]

万が一の転落事故は、命に関わる事態になりかねません。
また、近くに電線があれば感電のリスクも伴います。
ご自身の安全はもちろん、ご家族やご近所の方に心配をかけないためにも、危険な作業は専門家に任せるのが賢明です。

理由2:専門機器による正確な原因究明|再発を防ぎ、根本から問題を解決

テレビが映らない原因は、アンテナの向きが変わっただけとは限りません。
アンテナ本体の故障、ケーブルの劣化、ブースターの不具合など、原因は多岐にわたります。
プロは「アンテナレベルチェッカー」という専用の測定器を使い、電波の強度や品質を数値で正確に把握します。[2]

目に見えない電波の状態を可視化することで、不具合の根本的な原因を突き止めることができます。
原因が分からないまま修理を試みても、一時的に直ったように見えてすぐに再発したり、かえって状況を悪化させたりする恐れがあります。

理由3:建物の二次被害リスク回避|雨漏りなど高額な追加費用を防ぐ

不慣れな方が屋根の上で作業をすると、屋根材を割ってしまったり、防水処理を傷つけてしまったりする危険があります。
アンテナの固定金具を設置する際にできた小さな穴から雨水が浸入し、建物の内部で雨漏りや腐食を引き起こすケースも少なくありません。[3]

そうなると、アンテナ修理費とは比べ物にならないほど高額な修繕費用が発生してしまいます。
プロは建物の構造を熟知しており、家屋を傷つけないよう慎重に作業を進めます。
大切な住まいの資産価値を守るためにも、プロの技術は不可欠です。

理由4:火災保険の申請を有利に|専門家のサポートで受け取れる保険金が変わる

台風や強風、大雪、落雷などの自然災害でアンテナが故障した場合、火災保険が適用されて修理費用が補償されることがあります。
しかし、保険を申請するには、被害が自然災害によるものであることを客観的に証明しなくてはなりません。
このとき、プロが作成した詳細な報告書や被害状況の写真は、非常に強力な証拠となります。

専門家による正式な書類があることで、保険会社の審査がスムーズに進み、適正な保険金を受け取れる可能性が高まります。
DIYの場合、こうした専門的な証明が難しく、本来受け取れるはずの保険金が支払われないケースも考えられます。

理由5:長期保証とアフターサポート|修理後の「本当の安心」を手に入れる

信頼できるプロの業者は、工事に対して長期の保証を付けています。
万が一、修理後に再び不具合が発生しても、保証期間内であれば無償で対応してもらえるため安心です。
自分で修理した場合はもちろん保証はなく、トラブルが再発すればまた一からやり直しになります。

「修理しても、またすぐに壊れるのではないか」という不安から解放されるのは、大きなメリットです。
充実したアフターサポートは、施工品質に対する業者の自信の表れでもあります。

アンテナ修理の費用はいくら?症状・作業内容別の料金相場

プロに依頼するメリットは分かったけれど、やはり気になるのは費用ですよね。
アンテナ修理の料金は、故障の症状や必要な作業内容によって大きく変わります。
ここでは、一般的な作業内容ごとの費用相場を一覧でご紹介します。

【一覧表】アンテナ修理の作業内容と費用相場まとめ

作業内容 費用相場の目安(出張費・作業費込み) 主な作業内容
アンテナの方向調整 5,000 円~15,000 円 台風などでズレたアンテナの向きを、測定器を使って最適な方向に調整する。
アンテナの立て直し 10,000 円~25,000 円 倒れたり傾いたりしたアンテナを、支線(ワイヤー)などで補強しながら元の状態に設置し直す。
周辺機器の交換
(ブースター、分配器など)
15,000 円~35,000 円 故障したブースターや分配器、ケーブルなどを新しいものに交換する。部品代を含む。
地デジアンテナ本体の交換 25,000 円~60,000 円 経年劣化したアンテナや破損したアンテナを、新しいものに交換する。アンテナ本体の費用、設置、古いアンテナの撤去・処分費を含む。
BS/CSアンテナ本体の交換 25,000 円~50,000 円 地デジアンテナと同様に、古いBS/CSアンテナを撤去し、新しいものを設置する。

※上記の費用はあくまで目安です。
建物の構造(3階建てなど)や電波状況、使用する部材によって変動する場合があります。

見積もりで確認!追加料金が発生するケースとは?

基本的な工事費のほかに、以下のようなケースでは追加料金が発生することがあります。
見積もりを依頼する際は、これらの費用が含まれているか、また、どのような場合に追加料金がかかるのかを事前に確認しておくと安心です。

  • 高所作業費:3階建ての屋根や壁面など、作業の危険度が高い場合に発生。
  • 難所作業費:屋根の傾斜が急である、足場がないと作業できない場合など。
  • ブースターの新規設置:電波を増幅する必要がある場合に発生(部品代+設置費)。
  • アンテナの撤去・処分費:交換に伴い、古いアンテナを処分する場合の費用。

自然災害が原因なら費用が0円に?火災保険を賢く使う方法

「アンテナ修理に結構お金がかかるな…」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、故障の原因が自然災害であれば、火災保険を使って費用負担を大幅に減らせる、あるいはゼロにできる可能性があります。

火災保険が適用されるのはどんなケース?

火災保険は「火事のときの保険」というイメージが強いですが、多くの場合、風災・雪災・雹(ひょう)災・落雷による損害も補償の対象に含まれています。
具体的には、以下のようなケースで適用される可能性があります。

  • 台風や強風でアンテナが倒れた、または向きが変わった。
  • 大雪の重みでアンテナが曲がった、または破損した。
  • 落雷の影響でブースターが故障した。

ただし、経年劣化によるサビや故障は対象外となるため注意が必要です。

保険申請の基本的な流れと必要書類

火災保険を申請する際の一般的な流れは以下の通りです。

  1. 保険会社へ連絡:まずは加入している保険会社に連絡し、アンテナが被害を受けた旨を伝えます。
  2. 業者へ見積もり依頼:アンテナ修理業者に連絡し、修理費用の見積書と、被害状況が分かる写真の撮影を依頼します。
  3. 書類の提出:保険会社から送られてくる保険金請求書に必要事項を記入し、業者から受け取った見積書や写真を添えて提出します。
  4. 審査・保険金支払い:保険会社による審査が行われ、承認されると保険金が支払われます。

このプロセスにおいて、業者が作成する専門的な書類が非常に重要になります。

申請時の注意点:免責金額と申請期限

火災保険を利用する際には、いくつか注意点があります。
一つは「免責金額」です。
これは、損害額のうち自己負担しなければならない金額のことで、契約内容によって設定が異なります。

もう一つは「申請期限」です。
保険法により、被害を受けたときから3年以内に申請しないと、請求権が時効で消滅してしまいます。
アンテナの故障に気づいたら、なるべく早く対応を始めることが大切です。

もう迷わない!信頼できるアンテナ修理業者の選び方

「プロに頼むべきなのは分かったけど、どの業者を選べばいいの?」という疑問にお答えします。
残念ながら、業者の中には高額な請求をしたり、ずさんな工事をしたりする悪質な業者も存在します。
ここでは、安心して任せられる優良業者を見抜くためのポイントを解説します。

依頼先はどこがいい?アンテナ工事専門業者と家電量販店などを比較

アンテナ修理を依頼できる窓口はいくつかありますが、それぞれに特徴があります。

依頼先 メリット デメリット
アンテナ工事専門業者 ・技術力が高く、経験豊富
・料金が比較的安い
・対応がスピーディー
・長期保証が充実
・業者数が多く、選ぶのが難しい
・悪質な業者が紛れている可能性も
家電量販店 ・大手なので安心感がある
・ポイントが貯まる・使える
・実際の工事は下請け業者が行う
・中間マージンで料金が割高になる傾向
・担当者を選べない
町の電気屋さん ・顔なじみで相談しやすい
・地域密着でフットワークが軽い
・アンテナ工事が専門外の場合がある
・料金が高めになることも
・最新の技術に対応できない場合も

総合的に見ると、技術力、料金、対応の速さ、保証の充実度といった面から、アンテナ工事専門業者に直接依頼するのが最もおすすめです。

優良業者を見抜く5つのチェックポイント

数あるアンテナ工事専門業者の中から、信頼できる一社を見つけるために、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

1. 料金体系が明確で、見積もり後の追加請求がないか

ウェブサイトに詳細な料金表が掲載されているか、見積書の内訳が「一式」ではなく、部品代や作業費など細かく記載されているかを確認しましょう。
「見積もり後の追加請求は一切ありません」と明言している業者は信頼度が高いです。

2. 豊富な施工実績と専門資格(電気工事士など)があるか

公式サイトで、写真付きの施工事例が数多く紹介されているかチェックしましょう。
多様な現場での経験は、技術力の高さを裏付けます。
また、ブースター設置などには「電気工事士」の資格が必要なため、有資格者が在籍しているかも重要なポイントです。

3. 長期の工事保証と充実したアフターフォローがあるか

工事後の保証期間が長い(一般的に8年以上が目安)業者を選びましょう。
保証の内容だけでなく、万が一の際に迅速に対応してくれる体制が整っているかなど、アフターフォローの手厚さも確認することが大切です。[4]

4. 利用者の口コミや評判が良いか

Googleマップの口コミや、さまざまな業者の比較サイトなど、第三者による評価を参考にしましょう。
良い評価はもちろん、悪い評価が付いている場合はその内容と、それに対する業者の対応も見ることで、誠実な会社かどうかを判断できます。

5. 問い合わせ時の対応が迅速で丁寧か

電話やメールで問い合わせた際のスタッフの対応は、その会社の姿勢を映す鏡です。
こちらの状況を親身に聞いてくれるか、専門的な内容を分かりやすく説明してくれるかなど、コミュニケーションの質も重要な判断材料になります。

アンテナ修理を依頼する際の基本的な流れ

信頼できそうな業者を見つけたら、いよいよ修理の依頼です。
問い合わせから工事完了までの一般的な流れを知っておくと、スムーズに進めることができます。

  1. 問い合わせ・相談
    電話やウェブサイトのフォームから、テレビの症状や建物の状況などを伝えて相談します。

  2. 現地調査・見積もり
    業者が現地を訪問し、電波状況やアンテナの状態を詳しく調査します。その上で、最適な修理方法と正確な見積もり金額を提示します。

  3. 契約・工事日の調整
    見積もりの内容に納得できれば契約となります。工事を行う日時を調整します。

  4. 工事実施
    約束の日時に作業員が訪問し、アンテナの修理や交換工事を行います。工事完了後には、テレビが問題なく映るかを作業員と一緒に確認します。

  5. 支払い・保証書受け取り
    工事内容に問題がなければ料金を支払います。忘れずに保証書を受け取り、大切に保管しましょう。

修理以外の選択肢も?アンテナなしでテレビを見る方法

建物の景観を損ねたくない、アンテナのメンテナンスが面倒、といった理由から、アンテナを使わないテレビ視聴を選ぶ方も増えています。
アンテナ修理を機に、他の方法を検討してみるのも一つの手です。

視聴方法 メリット デメリット
アンテナ
(地デジ・BS/CS)
・一度設置すれば月額料金が不要(BS/CSの有料放送は除く)
・災害時にも比較的安定して視聴できる
・初期費用がかかる
・天候の影響を受けることがある
・経年劣化によるメンテナンスが必要
光回線テレビ
(フレッツ・テレビなど)
・天候に左右されず映像が安定している
・アンテナが不要で建物の外観がすっきりする
・インターネット回線とセットで契約できる
・月額利用料がかかる
・光回線が導入できないエリアがある
ケーブルテレビ
(J:COMなど)
・専門チャンネルが豊富
・地域に密着した情報番組を視聴できる
・インターネットや電話とセットにできる
・月額利用料がかかる
・視聴できるチャンネルは契約プランによる

アンテナ修理に関するよくある質問(Q&A)

最後に、アンテナ修理に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q. 賃貸(アパート・マンション)の場合、修理は誰に頼むべき?

A. 賃貸物件のアンテナは、建物の共用設備と見なされるのが一般的です。
そのため、不具合を発見した場合は、ご自身で業者を手配する前に、まずは大家さんや管理会社に連絡して指示を仰ぎましょう。

Q. BS/CSアンテナの修理も同じように依頼できますか?

A. はい、ほとんどのアンテナ工事専門業者は、地デジアンテナだけでなくBS/CSアンテナの修理にも対応しています。
BS/CSアンテナは数ミリ単位の角度調整が必要なため、地デジ以上に専門的な技術が求められます。

Q. 見積もりだけで料金はかかりますか?

A. 多くの優良業者は、現地調査や見積もりを無料で行っています。
ただし、業者によっては出張費などがかかる場合もあるため、問い合わせの際に「見積もりは完全に無料ですか?」と確認しておくと確実です。

まとめ:アンテナ修理は安全と長期的な安心を最優先に、信頼できるプロへ相談しよう

テレビアンテナの修理は、安易に自分でやろうとすると、重大な事故や高額な二次被害につながるリスクがあります。
安全を確保し、テレビ映りの問題を根本から解決するためには、やはり専門知識と技術を持ったプロに任せるのが最善の選択です。

プロに依頼することは、確実な修理品質だけでなく、火災保険の活用や工事後の長期保証といった、金銭的・精神的なメリットにも繋がります。
アンテナの不具合でお困りの際は、この記事でご紹介した業者選びのポイントを参考に、まずは信頼できる複数の業者に無料見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

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